田舎まるごと大学化計画
前回に引き続き地域活性化についての話。
田舎の問題点
・土地はあるけど人がいない(合併して無駄に広くなる)
・高齢者の割合めちゃ高い
・あってもせいぜい高校まで
・遊ぶところがない
・公共交通機関が不便(1時間に一本がざら)
・働く場所が限られる(病院か老人施設、スーパーが多いイメージ)
などなど
これらの問題っていうのは連鎖していると思うのですよ。悪循環ってやつ。
学ぶのに大学行こうと思えば都会にでなくちゃいけない。働くのにも都会の方が給料いい。都会に出ると遊ぶところも多いし、交通機関も発達してるから便利。
こうやって若者が出て行くから高齢者の割合は当然高くなる。
高齢者が家を維持するのは難しいし、認知症や病気とかで自宅で暮らせなくなると施設に入ったり都会に住む子どもらのところに行ったりする。そして毎日のように葬式の看板が出る事態に。
そうなると家や畑、田んぼはあるのに人がいないという状況になる。
実家がなくなればその家の子孫たちはもう地元に戻る必要がなくなるから、戻ってきてもせいぜい墓参りくらい。
そうして人がいなくなるから学校も合併したりするし、廃校が増える。そして学校がなくなると都会へ...というループ。
だから常々思うわけです。
町全体を大学にしてしまえばいいのだと。福祉医療系の大学にすれば研修には事欠かないからね。もしくは農業系の大学。僕の地元の特産を考えれば繊維系、デザイン系でもありかも。
空き家も寮として貸し出せばいいし、学ぶ施設は廃校を活用すればいいし、なんなら今はオンライン授業だってできるんだから校舎はなくてもいい。
こうやって大学を作って若者があつまれば、遊ぶ施設もできるし、飲食店も増えるかも。そしたら働く場ができるし、そのために人もあつまる。
人が増えれば公共交通機関も発達するから尚良し。
絵空事かもしれないけど、その土地から出ていく人を抑制するんじゃなくて、その土地に来てもらえるような働きかけをする方がじり貧にならなくていいんじゃないかな。
田舎なんだから出ていくのは大前提にしないと、田舎の政策はいつまで経っても前に進まないと思う。有志の方々が色々とやってるけどそれに頼りっきりでは、田舎の行政ちょっと頼りないよね。
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